2008年08月07日

山の稜線が

今朝の山の眺めは最高だった。
180℃広がるパノラマ。
木々の形から山の稜線までのひとつひとつがくっきりと見えて、
山の上の鉄塔の形までもがはっきりと見える。
白い朝もやが山の中腹から吸い込まれるように、
薄いペールブルーの空に立ち昇っていくさまは、
本当にすがすがしくて美しい。
夏の景色だなと思う。


焼岳.jpg


でもこの景色を30分後に見ることが出来るだろうか。
いや、30分後にはもう山は姿を変えている。
人も自然も時間もすべて流れている。
その流れの中で僕たちは生きている。
この瞬間に立ち会うこと、
この目にその美しい景色を焼きつけること。
爽やかな生まれたての朝の空気を肌で感じること。
時を同じくして出会えたものすべてを感じるとき、
生きていることを実感する。


朝.jpg


だけど、その30分後にはもうすべてが流れ去っている。
言葉も同じ。
その時、その言霊を拾えなければ、
もう後でどんなにその言葉を探し迷っても、
もう得ることは出来ない。
永久にその言葉はもう僕の手から離れてしまっている。



だから、
言葉を拾うということは、自分にとってはとても大事なこと。
posted by モグラン at 10:00| Comment(5) | TrackBack(1) | 思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
多分、人間が生きていく中には 「もう一度」 っていうものは一つとしてないんでしょうね
だからこそ、アンテナはピーンと張っておいて、いいものを少しでも吸収できるように・・・って思ってます(*^o^*)

もちろん、アンテナ張りすぎて、いらぬものまでキャッチすることも多々ありますが・・^^;
Posted by Lani at 2008年08月07日 15:54
Laniさん。
おはよ〜ございます(*^_^*)

アンテナ張りすぎて、いろんなものを吸収しすぎて疲れちゃうこともあるしね!
分別しなくっちゃぁ・・(^_^;)

朝起きてご飯食べて、会社行って・・・
毎日同じことの繰り返しだけど、
きっと昨日とまったく同じ一日なんてないんでしょうね!
何かを感じる感性は大事にしておきたいものです。
Posted by モグラン at 2008年08月08日 09:30
新聞とるの止めました テレビ観るのも疲れました 夏の夜明け前のひんやりした風に 布団をかけ直してもう一眠りできることや 西の空の夕焼けの後の三日月に今日の暑さも忘れて ぼんやり佇めることが幸せです
Posted by 我楽 at 2008年08月08日 15:21
最近、徳永英明さんの
「ことば」という曲にはまっています
今日という日も、今紡いだばかりの言葉も
二度とない

だから、心を過ぎった(よぎった)言葉は
書き止め、つなぎ止めようとする
「消えていく声を残したい」から…

でも確かに、アンテナを張りすぎて
疲れてしまうこともありますね
そんな時は、好きな飲み物をゆっくり飲んで
うっとりするひとときを過ごして
自分に還る…

わたしも新聞取ってません
テレビもほとんど見ません
ゆったり自分の時間を過ごすことの方が
大事だから…
Posted by 琥珀 at 2008年08月08日 18:24
我楽さん。
詩人ですね〜。
我楽さんのコメントを読むと、人の幸せって何だろうって思います。
ホントに身近にあって、年を経るごとに気づいていける何かが、その人の生きる糧になっているのだろうかと思います。

綺麗な夕焼けって人の心を癒してくれますね。私も夕暮れの宵闇が辺りを包むほんの少し前のひとときが大好きです。
今の時期だとひぐらしの鳴く声が聞こえて、辺りが涼しくなり・・・そんな時間にぼーっとすると疲れも癒されますね!




琥珀さん。
おひさしぶりです。コメントありがとうございます!

「消えていく声を残したい。」
人の思いも、その時の感情もすべて一瞬の間存在し、その手からすべてすりぬけていくものだから。
その思いがとても大事なものならなおさら永遠に繋ぎ止めたい。
幸せを感じれば感じるほど、その幸せを永遠に胸に抱きとめておきたい。
美しい景色は永遠にその目に写したい。

だけど、はかないから、すべて流れ去るものだから、貴重で人はその思いや時間に執心するものなんだろうなと思います。

ゆっくりと自分の時間を過ごす。
素敵ですね。
テレビも新聞も、いろんな情報が溢れる社会。情報がありすぎるというのも自分を疲れさせ、感性を失わさせてしまうものなのかもしれませんね。

トラックバックありがとうございます。
Posted by モグラン at 2008年08月09日 21:37
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[いきる]宇宙につながる
Excerpt: 月とわたし この場所から世界は始まる どんな時も わたしにとっても あなたにとっても もう立ち上がれないと思う日も よろこびにふるえる心を抱きしめる日も さびしさに涙こぼれる日も しずかにほほえんで..
Weblog: 琥珀日記
Tracked: 2008-08-08 22:39

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