2009年04月23日

惜しまれる人

先日、会社のお客さんが亡くなった。

腰の低い物腰の柔らかないいおばさんで、
身体が悪く透析を受けていた。
話を聞くと、
ひとり暮らしで年金生活。

おばさんはひとりひっそり生きていたらしい。


おばさんは、街の中心にある病院へ透析を受けに来た折に、
集金に寄ってくれと言う。

それで病院の待合室だの、病院が終わった後に
おばさんがお茶を飲んでいる喫茶店だのに、
時折集金に行った。


おばさんは、世話をかけてすまないと
いつも私にチョコレートを買ってくれたり、
喫茶店にいれば、コーヒーを飲んでいってくれと、言ったりする。
(これは職務中なのでお断りしたが・・)

そのおばさんが先日亡くなったと聞いてショックだった。

会社でも、

「腰の低いいいおばさんだったのにね〜。」

「まだそんなお年じゃなかったのに、気の毒にね。」

と話していた。




良い人というのは、亡くなってからも惜しまれるものである。


家族、親戚、友人はもちろんだが、

こんな年に1回かそこらお会いするだけの
しかも集金で行くだけの人間に覚えておかれ、
死を惜しまれるなんて、やっぱりいいおばさんだったんだな〜と思う。



後世に名を残さずとも、
偉業を成し遂げなくとも、
莫大なお金を稼がなくとも、



おばさんのように


誰に対しても優しく、丁寧に接し、
笑顔を残したい。


おばさんのように、

いろんな人に
死を惜しまれるように

生きてみたい。
posted by モグラン at 10:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ステキなおばさんですね・・

私はモグランさんのように上手に言葉に出来ないけれど、モグランさんの考え方に「一票」投じます!

私も、そんな風に生きられたらいいなぁ

でも、このおばさんの様に生きるという事は、「人間として強く」なければ出来ない事ですよね(´・ω・`)

本当に、おばさん、素晴らしい方ですね。

ご冥福をお祈りいたします<(_ _)>
Posted by Lani at 2009年04月23日 13:42
Laniさん。

おはようございます。
同じように思ってくれて嬉しいです。

おばさんのような生き方って強くないとできないですよね。
どんなときも変わらず、人に対して丁寧に接することって、案外難しいものです。

おばさんは、病気を抱えていたので、人の痛みがわかる人だったのかもしれませんね。


いつも思うことですが、
人は人からいつも何かを学んでいるんですね〜。
Posted by モグラン at 2009年04月24日 08:40
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