2008年06月10日

思いはどこから来るのだろう

モノを書いてて思うのは、
自分が経験したことしか書けない。
何か自分の体験をモチーフにして、それに肉付けをしていく。
そういう形で、話が構成されていく。

もうひとつ思ったことで、
これは本当にありがたいことなんだけど、
人と人とのかかわりの中で感情は生まれ、いろんな人から思いを得、
それが自分の中で昇華される。
そして、言葉に羽が生える。


すべて、人とのかかわりの中で、僕たちは生きている。
そこから得るモノの貴重さを胸に噛みしめる。
楽しい、嬉しい思いばかりでなく、時には悲しく、寂しい思いもある。
うまく伝えられないはがゆさや、いらだちや、どんなに投げかけても
受け取ってもらえない思いに、悲しく絶望するときもある。
だけど、すべてを人から与えられている。
人なしでは、僕は生きられない。


人の胸の中を垣間見た時、その人をすごく好ましく思う。
フラの教室の先輩。Tさん。
60代の女性。優しくて面倒見がよいお母さん。
うちのネコジロウが、夜中に吐いて調子が悪かったとき、
その話を彼女にすると・・・動物がお好きらしい。
ご自分が飼っていた犬が最近死んだそうで、
「動物って可愛いけど、別れるときがつらいよね。」
短い間しか一緒にいられないから、大事にしてあげたいよね。
というような事をおっしゃって、その飼い犬が死んだ時の事を思い出されたのか、
ぐっと涙を詰まらせていました。

そのお顔を見たとき、
Tさんっていい方だなあ。
ひょっとして、モグラン好きかも・・・
と、彼女のことをそれ以来、今まで以上に好ましく思うようになりました。

人に対して素直であること。
その人の素直な本音の顔を見たとき、
僕はその人を好きになってしまう。

posted by モグラン at 10:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月07日

君は心を開くまい

君は心を開くまい
いくら僕が手を広げて
君を受け入れようと待っていても
君は心を開くまい

何をおびえているのだろう

傷を負った鳥がいた
手当てをしようと
側に寄っていったら
傷を負ったその身をひきずるようにして
僕の手から逃げた

いじめるんじゃないのに
助けようとするだけなのに
おびえて
その鳥は血を流しながら
僕の目の前から消えた

あの鳥はどうしただろう
元気でいるのだろうか
どこかで生がつきて
息絶えてしまったんだろうか

そんな時感じた
いらだち
かなしみ
そんな気持ちに似ている

君は僕の側には来まい

かたくなに心を閉じて


君は誰にだったら心を開くんだろうか?

そのかたくなさに
僕は失望する

それでも君を嫌いになること
なんてできない
君を嫌いになって
僕の視野から
僕の思想から
追い出してしまうことができたら
どんなに楽かしれやしない

前のように
僕の側に来て
心を開かなくてもいいから
口を開かなくてもいいから

だまって
そこにたたずんでいる
それだけでいいから



ある人のことを考えると、
前の記事にも書いたあの亡くなった彼のことを思い出す。
優しくて人当たりが良くてフェミニスト。
でも、彼は誰に対しても心を開く人間じゃなかったように思う。
傷をつけることも、傷を受けることも拒否した。
ある一定の距離。そこから先へは誰もはいれやしない。
そんな彼がある時期から、とっつきにくくて、それでも気になって。
彼の友達が言った。
「あいつを好きになるヤツはとことん好きだし、そうでないヤツはあいつのことをホントに嫌いになる。」
彼の心の中の、人に対しての距離を見てしまうからだ。
そう思った。
私はどの位置にいるのだろう?


ある夜。
真夜中まで喫茶店でおしゃべりをした。
帰り際、家まで送り届けてくれた彼が、まるで小さい子にするように私の頭を撫でた。
「おやすみ。」
あんなふうに彼は人の体に障ることはない。
びっくりして彼の車が去るのを、その場でかなり長い間ぼーっとして突ったっていた。
彼の心の中に入りたい。
その時そう思った。
あの子と腹を割って話したかった。
何故だろう。不思議なんだけど、彼に対してあまり異性を感じたことがなかった。
キスとか、それ以上のこと・・・。それを想像したことがなかった。
じゃれあって手をつないだり、顔を寄せたりしたことはあった。
でも、私の中では今までの男の子と違う。特別な存在だった。

彼はえてして聞き役が多かった。
人の目をじっと見て、はぐらかさずに話を聞いた。
彼に話をさせようと思った。
どんどん自分の事、自分の思っていること・・・。
あれこれ聞くうちに、少しずつ彼は自分の事を話してくれるようになった。
少しずつでも彼は私に心を開いてくれている。
そう思っていた。

ある日。喫茶店でコーヒーを飲みながら、こんな心理テストをした。
『あなたはボートで湖の真ん中にいます。そうすると鯉が寄って来ました。さあ、何匹いるでしょう。』
この心理テストには続きがあるのだけど、まずその一問で彼が黙り込んだ。
それを聞いていたもうひとりの友人が、
「○匹」
と数匹の鯉が寄ってくるといった。

・・・
彼は、ぽつんと、
「ゼロだよ。」
そう、口を開いた。
「ゼロ?ゼロじゃだめだよ。何匹か答えなきゃ。」
そう言ったのに、彼は頑としてゼロだと言った。
一匹も寄ってこない。一匹の鯉も自分の側に寄ってこないって。

この心理テストの鯉は『自分の味方の数』
どの人に聞いても絶対なんらかの数を言う。
ゼロだと言ったのは彼だけだった。

その答えがひどく寂しくて。
どこかで彼の心の中の壁を思った。
友達の輪の中で笑っている彼。
誰に対しても優しくて、怒ったり不機嫌そうな顔なんてしたことがなかった彼。

・・・・・


また、私はその鯉の数のことを思い出してしまっている。
posted by モグラン at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月25日

運動って大事?

ああぁあ〜。雨です(泣)

何故泣いているのかって?
今日も雨で山行中止だからです。
5月は、山に振られっぱなし・・・(;_;)
初旬には、和良町「大洞山1035m」に、山の会きってのナイスガイGさんと
(といってもふたりっきりじゃないんだよ〜ん(泣))登頂予定が雨のため中止。
そして今日は、奥美濃「舟伏山1040m」に行く予定だったけど、これまた雨のため中止。

今月は山とは縁のないモグランだった。

くそぉぉ〜。

夏は絶対乗鞍行くぞ!
(これまた山の会きっての、パフェおやじMさんと。)

(だからふたりっきりじゃないんだってばっ!)

ということで、昨日は

おもいっきり汗かいちゃうもんね〜。

と、向かった先は町内のジム。
ひさ〜しぶりに行ったわりには、受付のおじちゃんが私を覚えていてくれたのが
ビミョ〜に嬉しい(*^_^*)

約1時間半。
自転車やステップ踏むやつ(マシンの名前がわからない?)筋トレマシーンなど・・・
みっちりがんばっちゃいました。
(何故か今日腕が筋肉痛???情けなぃ・・・)

土曜日の夕方。
人影はまばらでしたが、筋肉モリモリのお兄さんや、メタボなおやじさんたちががんばってます。

中でも!

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posted by モグラン at 09:32| Comment(9) | TrackBack(0) | 思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月12日

人への想い

人と出会い、接する中で、
傷つき、とまどい、
それでも人の輪の中に入りたい。
それでも何かを感じたい。
何かを感じれる自分でいたい。
路傍の石のように何も感じなければ、
傷つくことなんてないだろうけど。
自分は生きているんだから。

暖かい、優しい
その反面、氷のように冷たい人。
固く心を閉ざす人。
人にはいろんな側面があってびっくりする。
それにぶち当たる時、
自分の内で何かが生まれる。
それが何かはわからない。

手を触れると火傷しそうで、
それでも手を引っ込めることができない。
人っておもしろい。
いや、おもしろいと思える余裕がまだ自分にはないのかもしれない。




以前のブログで、自分のモットーを
「去る者は追わず、来る者は拒まず。」
と書いたんだけど、最近思うことは。

ああ〜、あれはモットーじゃなくて理想なんだなあ。
実際は、
「来る者は選び、去る者を追っている。」



いや、でもやっぱり人って好きかも・・・

モグラン的に言えば、やっぱりみんなそれぞれ大好き。

だって、人ってどんな人も自分にとっては
「みがき砂」
どの人も縁あって、自分に必要だから会わせて頂いたんだから。
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2008年04月30日

柔軟性

最近、自分より若い世代の女の子と話をする機会があった。
普段の生活では、自分より年代の上の人と話すことが多い。
同年代もしくは、それより下の年齢の子と話すことがあまりないので、
新鮮で、こっちまで心がうきうきした。
20代の彼女と話をして思ったこと。

年を重ねれば重ねるほど、心の柔軟性って失われていくものなのかな。
ということ。
彼女は初対面にもかかわらず、自分のこと、友達や回りの生活のことなど
いろんな話をしてくれて、それを聞くのがとても楽しかった。
年を重ねると、つい初対面の人には自分を全開オープンということはしにくくなる。
こういったらどうかな?とか、初対面なのにここまで自分のことを話すのはどうかな?と躊躇してしまう。
が、彼女はそんなことを躊躇するまもなく、無邪気に自分をオープンにしてくれる。
相手がオープンにいろんなことを話してくれるのはやはり嬉しい。
お互いの距離がぐっと縮まる。
こちらもオープンになって、ついつい初対面ということも忘れて、いろんな話に興じる。
そうやって人との距離って縮まっていくんだよなあ。
心の柔軟性を忘れずにいきたいな。
posted by モグラン at 15:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月29日

アメリカ弱者革命2

ふたりはフロリダへ。
宿泊した宿の主人が、知り合いがやっているというラジオ局を教えてくれる。
「地元局だからフロリダ中が聞いているでしょうし。」
あなたたちがやっていることをラジオで流してもらえるように頼んでおくからと。

ラジオ局へ向かう途中、堤さんはジョンに何故ハンストをしようと思ったのか聞いてみる。
彼は自分の辿って来た道を振り返り、自国の医療制度の悪さ、悪いもの、弱いものは取り除けばいい、
という考えに反発を覚えたというような話をする。
アメリカには国民保険がない。
民間の保険料は高くて、殆どの人が入れない。自己破産の理由が、医療費と離婚費用。
これは知らなかった。びっくりした。
普通に国民保健なり、社会保険があって、病院にかかる時は負担してもらえる。
あたりまえだと思っていたことが、アメリカにはなくて、自己破産の理由が、借金やクレジットカードの
使いすぎなどではないということに驚いた。
でも、後期高齢者医療のことや、医者不足、どんな世代にも自己負担は年々増加してくるだろうし、
あんのんと病院にかかれない時代がやってくるのも、日本でもそう遠い未来ではないかもしれない。


ふたりがたどりついたラジオ局は、残念ながら2年前から空き家になっていた。
が、諦めずにバッファローの民家を訪ねる。
新聞をとっていない家庭が多い。
正確な情報が入らない、しかも、人々は政治の事などにはあまり関心がないようだ。
ジョンは、
「命を張って正義を訴えても、こんなこと意味があるのか。」
と落胆する。
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posted by モグラン at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月28日

アメリカ弱者革命1

私は知らない。
あまりにも知らないことが多すぎる。
朝起きて、家事を済まし、ご飯を食べて仕事に行く。
仕事から帰り、また家事をし、くまおと話し、テレビを見たりして眠りにつく。
休みの日には、山に登ったり、くまおと買い物に出かけたりして過ごす。
半径30キロ以内の生活圏で過ごす日常。

本やネット、テレビなどでいろんな事を知る。
それを知ったことで、その時はああ、こんな事が世界で起きているんだ。
と思うが、時間が経つと忘れてしまう。
それを知ったことで、自分に何が出来るだろう?
考えてもさしたる妙案も浮かばず・・・
でも、知ったことを誰かひとりにでも伝えたらどうだろう?
そう思って、自分の知った世界をここに少しづつでものせてみようかと思う。

ネットで境セイキさんのことを知る。
1986年に渡米後、レストラン勤めを皮切りに、グリーンカード取得のためサラリーマン生活、
その後、古着の輸出、アパレル会社設立、いろんな経緯を経て、
ある時ドラッグに溺れ、NYで路上生活者となる。6年の路上生活から戻り、本を執筆。
ニューヨーク底辺物語

「元ニューヨーク・ホームレスの眼」というブログもやってみえます。
その本を何故かひどく読んでみたくなり、近くの書店で注文をする。
まだ、その本は来ないのですが、図書館へ行った折、それに関する書籍を探してみる。
その中でジャーナリストの堤未香さんが書いた本で、
報道が教えてくれないアメリカ弱者革命≠ニいう本を借りる。
まだ、読み途中ですが、それについて少しづつ。続きを読む
posted by モグラン at 18:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月27日

人となり

こんにちは。モグランです。
「一瞬にして消えるこの雪のように」
から移転いたしました。
これからもよろしくお願いします。
初めて来てくださった方は、よろしければ自己紹介など載ってますので、
アクセスしてやって下さい。
  ↓

http://moguran33.seesaa.net/

いろんなことにあれこれ思ったり、考えたりしますが、
慌しい日常にいつしか埋もれて消えてしまいますね。
手にとると一瞬にして消える雪のようです。
そんな思いを、書き留めていきたいなあと思います。

ご挨拶がてら、「人となり」について思ったことを。
どんな顔をして、どんな服を着て、趣味は何か?仕事は何をしているのか?
人となりについて思うことは、それはその人のある側面であって、
どんな行動をとるのか、あることについては、どんな考えを持っているのか、
どんなふうに思うのか。それが「人となり」の本質であると思います。

ネットの世界では、「人となり」は「言葉」がすべて。
あなたはどんな顔をして、どんなふうにしゃべり、どんな仕草をするのか。
それはわかりません。
あなたの思い、あなたの考え、それが私の知るあなたの「人となり」すべてです。

素晴らしいと思うのは、耳の聞こえない人でも、しゃべれない人でも、足が不自由で
外へ出かけることが難しい人でも、ネットの世界では関係ありません。
こうやって、誰とでも、どんな世界に住む人とでもお話しすることが可能です。
普段の生活の中では、絶対会う事は出来ないだろういう人とでも、お話しすることが出来ます。
それは素晴らしいことです。

出来れば姿を見せてください。
「言葉」としてこのブログに。あなたの「人となり」を。
私の思ったことを、同じように思ってくれたり、または違う考えをもってくれたりしたら
嬉しいなあと思います。
posted by モグラン at 21:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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